新築住宅を建てるとき、多くの方が悩むのが外構計画です。
特に「門柱」は家の顔とも言える存在で、デザインや機能性、費用に大きく関わります。
住宅メーカーや工務店のプランには、あらかじめ標準仕様の門柱が組み込まれていることが多いですが、
近年は「せっかくならオーダーメイドで個性を出したい」と考える方も増えています。
では実際に、標準仕様とオーダーメイドのどちらを選ぶべきなのでしょうか？
それぞれの特徴やメリット・デメリットを整理しながら考えていきましょう。

 

１.標準仕様の門柱とは？

標準仕様の門柱は、ハウスメーカーや工務店が外構プランの一部としてあらかじめ設定しているタイプの門柱です。
シンプルなポスト一体型や、アルミ製の機能門柱など、誰にでも使いやすいデザインが多く採用されています。

［メリット］

コストを抑えやすい：建物価格に含まれることが多く、追加費用を抑えられる

工期が短い：メーカー既製品なので、施工がスムーズ

デザインに無難さがある：シンプルで、どんな外観にも合わせやすい

［デメリット］

デザインの自由度が低い：他の家と似通った印象になりやすい

素材感に限界がある：既製品のアルミやスチールが中心で、左官仕上げや自然素材は少ない

サイズや配置の選択肢が狭い：使い勝手に細かな調整が効かない

 

２.オーダーメイドの門柱とは？

オーダーメイド門柱は、専門の外構業者に依頼し、素材・サイズ・デザインを一からプランニングする門柱です。
塗り壁仕上げやタイル貼り、レンガ積みなど、家の外観や暮らし方に合わせて設計することができます。

［メリット］

デザインの自由度が高い：住宅の雰囲気に合わせてオリジナルの門柱をつくれる

素材の選択肢が豊富：塗り壁・タイル・レンガ・コンクリートなど多彩

機能を盛り込める：宅配ボックスやインターホン、照明などを一体的にデザイン可能

家の個性を引き立てられる：外構全体のバランスを重視した設計ができる

［デメリット］

コストが高くなりやすい：標準仕様に比べて追加費用がかかる

工期がかかる：素材や職人の作業工程により、完成まで時間が必要

プランニングに手間がかかる：打ち合わせや選定の労力が増える

 

３.選び方のポイント

標準仕様かオーダーメイドかを選ぶ際には、以下のポイントを意識すると判断しやすくなります。

❶外構にどれくらい予算をかけられるか
→ 外構費用を最小限に抑えたいなら標準仕様、デザイン性や使い勝手を重視するならオーダーメイド。

❷家の外観やライフスタイルとの相性
→ シンプルモダンな家なら標準仕様でも十分フィット。ナチュラルや和風など素材感を大切にしたい場合はオーダーメイドが適しています。

❸将来の暮らし方を見据える
→ 宅配ボックスや防犯照明など、生活に直結する機能を組み込みたい場合はオーダーメイドのほうが柔軟です。

❹メンテナンス性
→ 標準仕様の機能門柱はメンテナンスが比較的簡単。左官やタイル仕上げの門柱は美観を保つために定期的なケアが必要になることもあります。

 

 

４.まとめ：自分に合った門柱選びを

新築外構における門柱選びは、コストやデザイン性、使い勝手のバランスをどう取るかで変わってきます。

費用やスピードを重視する方 → 標準仕様がおすすめ

個性や機能性を重視する方 → オーダーメイドがおすすめ

小川左官店では、オーダーメイドの門柱を中心に、お客様の暮らしや建物に合ったご提案を行っています。
標準仕様では物足りないと感じた方や、外構にこだわりたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

外構全体の調和を考えた門柱づくりで、毎日の暮らしをもっと快適に、安心にすることができます。

 

 

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